30歳のスピッツ
スピッツが30周年
デビューが?結成が?と思って調べたら、結成30周年らしい。
八兵衛がこの世に誕生する前からスピッツってグループは存在してたんだと思うと不思議なものだわ。
八兵衛、すきなアーティストは?って訊かれたら、一番に答えるくらいスピッツがすき。
もともと父親がファンで、小さいころから車に乗るとスピッツがいつもかかってた。
小学校低学年のころ、家族で海にいったことがあったの。
そのとき『青い車』が流れてきて、ちょうどそのころ乗っていた車が青いセレナで、
歌とおんなじだねえ
ってみんなで笑ったのを覚えてる。
「君の青い車で海へ行こう~」って歌詞があるの。
今でも『青い車』を聴くとあの日行った海辺の景色が思い出される。
あったかいお風呂に浸かっているような、ぬくぬくしあわせな家族の一場面ってかんじで。
かなしくもないのに、なんだかせつなくなってちょっと涙が出ちゃうの。
小さいころのそういう一場面を思い出して、ふとせつなくなっちゃうこと、あるよね?
なんでだろうね。もう二度と戻れない子どものころの毎日を思い出すと、ノスタルジックな感情になっちゃう。
スピッツの曲だから余計にそうなのかも。
草野マサムネが書く歌詞って抽象的で、ファンの間でもあーでもないこーでもないっていろんな解釈がなされるものが多いんだけど、そういうところもすき。
ストレートすぎる歌詞もいいけど、含みのある歌詞のほうが、すきなんだなあ~。
そういえば、
むかーしにスピッツが出演したビデオ?番組?みたいなのを観たことがある。
当時メンバーが22~23歳くらい?で(デビュー前?)、
もうなんだかDT臭がすごくて、すごくダサくて、
観てていたたまれない、はずかしくなっちゃう感じがするんだけど、
そういうところがまたいいんだよねえ。
マサムネ「『クラブでナンパしてしょっちゅうそのまま連れて帰ってますよー』みたいな話とか聞くと、『えーっ!?そんなことあるんだ?この世の中に』とか思って、はははは。『どうやってあの娘を攻略するか』っていうのを1年計画でカレンダーに書いてた俺は何なんだろう?って(笑)」
っていう発言があるんだけど(出所わかんないけど)、もうこの陽キャじゃない感じがなんというか魅力なんだなあ。
この発言にあの唯一無二な作曲力とか作詞力がギャップあってすきなんだ。
そういうことで、
30周年記念のアルバムをポチって父親にプレゼントした。
CYCLE HIT 1991-2017 Spitz Complete Single Collection -30th Anniversary BOX-(期間限定盤)[3CD]
父の誕生日は1か月以上も先だけど。
まあ、いいよね?